香りの世界

香りはシステム開発にとても似ています。

自分の好きな香りを閉じ込めたくて、調香の勉強をしています。

普段は社内SEをしている身で、開発をすることがあるのですが、それが調香にとてもよく似ています。

開発の場合、
よく使う処理を関数としてまとめておく。
処理の記述はひとによって違います。

調香の場合、
よく使う香りのまとまり、例えば「カシス」の香りを事前に組み立てておく。
これを香料ベースといいます。
香料ベースも作成者によって特徴があるので、「カシス」の香りが全く同じになることはありません。
香料ベースは、レシピごとに名前がつきます。

「カシス」といっても
少しすっぱい感じのもの
甘ったるさを感じるもの
さっぱりしたもの

なにを作りたいかで、それぞれ配合する香料の種類も違えば、量もちがう。

調香ベースはあくまでベース。

香水や香料をつくるための1つのパーツにすぎません。(そのままでも良い香りですが)

膨大な情報をつないでつくるというところが
非常に開発チックだと思います。

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